畳

畳のメンテナンスの種類

畳の裏返し

畳の裏返しとは、畳床はそのままで畳表を裏返して再利用し畳縁を新しく付け替えることです。
畳の色あせが気になったら検討をおすすめします。
メンテナンス費用が安価なことがメリットですが、畳表の汚れが裏まで浸透している場合や縁無し畳の場合は対応できません。

畳の表替え

畳の表替えとは、畳床はそのままで畳表と畳縁を新しく付け替えることです。
１番多いメンテナンスの種類になります。
畳表がほつれたり汚れたりしていても畳床が傷んでいない場合は、新品のように生まれ変わります。
畳表の素材にはイ草以外にも種類があります。

畳の新調（新畳）

畳の新調とは、古い畳を処分し新しい畳と交換することです。

畳表の種類

畳表には、主に「天然い草」「和紙」「樹脂」の3種類の素材があります。
それぞれ特徴が異なり、用途や求める機能性に合わせて選ぶことが重要です。

天然い草

昔ながらの畳表で、い草特有の香りや肌触りが特徴です。

和紙

和紙をこより状にして織り上げた畳表です。
天然い草に比べて耐久性があり、変色しにくい特徴があります。
カラーバリエーションも豊富で、モダンな空間にも適しています。

樹脂

ポリプロピレンなどの樹脂素材で作られた畳表です。
水に強く耐久性・耐摩耗性に優れており、ダニやカビの発生を抑えます。
お手入れが簡単で、ペットがいる家庭や飲食店などにおすすめです。